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放射線治療の歴史

1895年

レントゲン博士がエックス(X)線を発見。その直後よりに医学的応用を試みたらしいですが、診断的な使い方で、がん治療までは至っていないとのこと。しかしX線が皮膚障害を招くことが早期に知られ、がん治療に応用されるきっかけになる。 X線発見の功績により、1901年、第1回ノーベル物理学賞を受賞。

1896年

世界で初めて治療目的でX線を使用した医師は Leopold freund という方の様です。彼はレントゲンがX線を発見したわずか翌年の1986年、5歳児の有毛母斑の治療にX線を使用し根治したそうです。

1898年

キューリー夫妻によるラジウムの発見。

1901年

Dr. Danlos による皮膚疾患に対する初のラジウムを用いた小線源治療

1932年

ジェームズ・チャドウィックによる中性子の発見。

1951年

カナダのヴィクトリア病院でコバルト治療装置による治療が開始される。(なんと女性技師!)

1947年

ウィリアムハンセンとバリアン兄弟により初の直線加速器がスタンフォードに建てられる。

1954年

初のガントリーマウント型リニアックによる治療が2歳児の眼球のがんに対して行われ無事に治癒。

1953年

ハーマンスミス病院で8MeVのX線による初のガントリーマウント型リニアック。当時120度まで回転可能だったようだが90度以降は床を開閉しないとだめなシステムだった。

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